寺子屋 4年目のスタート

寺子屋が満3周年を迎え、今日から新たに4年目に入りました。

平成26年の7月1日にスタートを切りました。

6月29日に開所式を催しましたが、最終的な認可の通知が届いたのは翌30日

ギリギリにしか県の書類は届かないと聞かされてはいましたが、実際に届くまでは心配でした。開所式までして、新聞に取り上げてもらって、万が一オープンできなかったらどうしようかと内心冷や冷やでした。

開所当時から通っている生徒は5名

スタートして半年位までは、1日に5名出席者がいるのが稀でした。

今日現在通っている子は31名を数え、10人を越える日もあります。隔世の感です。

無事に1周年を迎え

2周年を終え

3周年を迎えました。

石の上にも三年の諺通り、先ずは3年継続し、社会的な責任を果たすことができてほっとしていますが、自分の中では石の上にも十年といつも言い聞かせています。

公的な教育・福祉で手の届かないサービスをこれからも提供できるように、不断の努力を惜しまないこと、怠らないこと

 

数ある放デイと児童発達支援の中から、わざわざ寺子屋を選んで通ってくれている子どもたちと保護者

そして数ある勤め先、職種の中から合同会社RUCAを選択し働いておられる職員の皆さんに改めて感謝します。

 

プロの振る舞いと矜持

東京出張の際に、仙台時代の教え子がバーテンダーをやっている店で飲む機会がありました。

これもSNSのおかげです。

 

バーのカウンターですから、両側をはじめ見知らぬお客さんと隣合わせです。

小学3年生の時の担任の先生ですと紹介され、なかなか照れくさかったです。

でもその紹介のしかたに無理がないのです。

自然と隣のお客さんとの間にも風を通すような感じです。

そういった一つ一つの振る舞いにプロの気品を感じます。

 

本人は本人で、まるでお父さんがきたみたい、と照れています。

実際にお父さんも仙台からいらして、カウンターに座られたそうです。

 

話に花が咲きます。当時の私の年齢が26と聞いて、追い越していると驚いています。

女子校の女の子もドッチボールが大好きでした。くる日もくる日も休み時間はドッチボール三昧でした。

それから交換日記の思い出、20年前にタイムスリップ

まだまだアナログの、のんびりした時代でした。

 

お酒の名前

それぞれにまつわる知識

お客さんの名前

お仕事

お酒の好み

これらと、お店で出すお料理をすべてマスターし、検定に合格して始めてプロの証である白いタキシードを着ることができるそうです。

とってもおとなしかったYunaさんが、近い将来自分のお店を持つことを目標に、タキシードを着て私の前に立つ姿は、本当にカッコよく、輝いていました。

仙台にお店を出すときは、何を持参でお祝いにかけつけようか、今から楽しみです。

ミライ塾 奥平幹也さん

7日の水曜日 朋、遠方より来る

2年4ケ月ぶりの再会です。

その前はというと、昭和の終わりに長崎で会って以来

寮で同じ釜の飯を食った仲です。

SNSのお蔭で、以前では考えられなかった旧友と連絡が取れるようになりました。

 

彼は株式会社介護コネクションでミライ塾、私は寺子屋で幼児児童生徒、同じ福祉でつながる仲間です。

そして、彼は介護と学生達を結びつける、今までになかった仕組みを作り上げた人です。

 

こちらの記事をご覧ください。

『「学生×介護」の新たな奨学金制度で、進学支援と人材不足解消を同時に実現』

 

今回は、八重山の3高校へ奨学制度を紹介に見えました。

前回の来島時は歩み始めたばかり、奨学生の第一号が誕生するところでした。

今や11名の奨学生が介護職に励みながら学業と両立し、夢の実現へ向け、そして奥平君も見事プランを具現化し、歩み続けています。

 

とにかく熱い彼の語りを多くの八重山の高校生に届けたい、また、その取り組みを彼の地元である石垣の多くの人に知ってほしいと思い、八重山記者クラブへ取材を依頼しました。

 

彼が語ると、介護が身近でものすごく面白くて魅力あるもの、ロマンが溢れます。

日報、毎日の両紙が即呼応してくださり、1時間半以上に及ぶ突撃取材が行われました。

近日中に紙面を飾ると思います、楽しみにしていてください。

 

同じ学び舎で学んで以来25年あまり、全く互いの消息も知らず、違う道を歩んできました。

学生時代に世間一般でいう苦学生をし(苦労したとはお互い思っていませんが)

組織の中で給料を頂く経験を経て起業し

そこに仕組みが、専門機関がなければ自分がやる。

自らの手でつくり、若者たちを育てていく!

 

 

絵本 6月の空

沖縄に72回目の慰霊の月が巡ってきました。

6月23日は、沖縄戦の組織的戦闘が終焉した「慰霊の日」です。

今日は絵本 6月の空を紹介します。

https://www.amazon.co.jp/6%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A9%BA-%E5%AE%AE%E6%A3%AE630-CD%E4%BB%98-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%AE%AE%E6%A3%AE/dp/4904832094

この6月は、石川市(現在のうるま市)立宮森小学校に米軍ヘリが墜落した1959年6月30日のことです。

奇しくも慰霊の月にこの惨事は起こったのです。

絵は友人の磯崎主佳(ちか)さん

主佳さんは沖縄戦の哀しみを優しい画で表現します。

「土地が記憶し、私たちが伝えていく」

事故現場である、宮森小学校の校庭の土でこしらえた茶色の絵の具、フクギの染液からの黄色い絵の具が使われています。

 

うちの子が通う小学校(全校児童9名)は、今月の平和交流学習で宮森小学校の児童と、ヘリ墜落事件と戦争マラリアをお互いに伝えあうようです。

 

話題のうんこ漢字ドリル

話題になった当初は、あまり気にしていなかったのですが、子どもが欲しいというので、名古屋の書店で手に取ってみました。

一つひとつの例文がよくできているなというのが、最初の感想でした。

そこでお土産にと即購入

 

作者の記事です。

名古屋出身なのですね。三省堂で大々的にフェアをやってました。

同じ大学

追い込みの執筆は沖縄

親近感が湧いてきます。

例文を作成するにあたって定めた、3つのルール

そこにはしっかりとした教育的配慮がなされています。

上にも書きましたが、私が購入を決めたポイントも例文のよさです。

 

詩人 谷川俊太郎さんの作品にもたびたび登場する「うんこ

こちらは、「うんち君

子どもはうんこネタが大好きです。

 

 

映画 本能寺ホテル

6月2日は本能寺の変が起こった日

昨年10月に、子どもと一緒にライカムで観てきた  本能寺ホテル
すっごく楽しめました。

舞台は時を超えた6月1日と2日
あまり書くと、ネタがバレてしまいますが、ぶれない信長だったから、今もこの日は、本能寺の変が起こった日なのです。
信長はASDの巨人だったと言う説もあります。
突き抜けたものがあるからこそ、歴史を動かすこともできたのでしょう。
信長の、人としての温かみがこの映画から伝わってきます。

最近でも、映画 信長コンチェルトやドラマ 小田信夫など、信長をモチーフにした作品は枚挙にいとまがありません。
彼を主人公にストーリーが展開されると盛り上がります。
寺子屋でも、DVDがリリースされたら上映会を開く予定です。

凸凹

発達の凸凹(でこぼこ)は杉山登志郎医師の命名だったと思います。

人は誰でも 「凸 得意」もあり、「凹 苦手」もあります。

発達を考える時は、凸(強み)が先にくる凸凹 (でこぼこ)の方が、凹(苦手)が先の凹凸( おうとつ)より響きがポジティブだと思います。

このパズルの真ん中からやや下にある黄色の凸が、オレンジの凹をカバーするイメージです。

 

凸凹は漢字です。ですから書き順もあります。

漢字は

上から下に

左から右に

が基本です。

凸は「上から下」の原則でしょうか、それとも「左から右」でしょうか。

なんと、いずれも書き順のセオリーに沿っていて、どちらも正解ということです。

 

 

 

 

 

ラジオ体操

ラジオ体操がいいことは分かっていました。

寺子屋でも 時々 メニューに取り入れています。

出張で3泊カプセルホテルが堪えたので、接骨院に行きました。

「背中が動いてないですね」と言われました。

意味を尋ねると、胸椎が固くなっている旨の説明でした。

動くようになるにはどうしたらよいですか、と尋ねると、ラジオ体操を勧めてくださいました。

ただし、テレビ体操の女性のように、 正しい姿勢 ですることが大事のようです。

そして、 毎日 続けることが必要でということです。

90歳代の患者さんの話を伺いました。

ラジオ体操の協会の中心にもおられる方で、 ラジオ体操のための 準備運動、整理運動のためにストレッチを前後30分間行うそうです。

その方は癌を患われ、手術をされたそうですが、あっという間に回復し、お医者さんが驚かれたそうです。

ラジオ体操協会の方々も整骨院に通われていたそうですが、総じて治りが早く、少しの通院で終わるそうです。

おそるべしラジオ体操、ただの準備運動ではない!

 

 

ふれあい助成

寺子屋の活動母体は、合同会社RUCAです。

合同会社は株式会社と同じく営利企業ですので、福祉団体対象の助成にはまず該当しません。応募要項の入り口で断念するのが常です。

運営は全て自社努力で賄っていますが、助成があるとありがたいのは正直なところです。

同じ枠組みの事業で、母体が営利、非営利団体というだけで判断されるのはなあ…

そこに、沖縄タイムスに「ふれあい助成」の記事

何度か読み、応募要項もよく読みましたが、社会福祉団体、非営利団体のみという断り書きがない!

おそるおそる電話してみました。

すると、営利団体が採択されたこともありますよ、というお返事が!

というわけで、応募してみました。果報は寝て待ちたいと思います。

 

イヌの心

研修会では、多くの学びや発見、気づきがあります。

イヌには心がある!?の雑談が、私は面白過ぎました。

Webで検索してみると、以下のような本が

読んでみたいのですが、結構な価格です…

「イヌ」の前に、「ヒト」について読まなければ…

そして、うちのこの方を思い出していたら、画像が送られてきました。

私の留守中、手作り飯を作ってもらって、土日を堪能できたようです。

ジョン君や、あなたは何を思い、何を考えているの?