PASS理論研修会

ここ八重山でPASS理論に基づく研修会が催される、それも講師は最高峰の前川久男先生というので、これはすごいと申し込み、職員1名と一緒に参加してきました。

 

PASS理論のPはプランニング、Aはアテンション=注意、Sはシミュレート=同時処理、もう一つのSはサクセスシブ=継次処理を表します。

この4つの認知処理が人の知的機能の中核をなすとするのがPASS理論といわれるものです。

 

子どもたちのめあてや活動は、今はまだ到達していないけど、あと少しの助けがあれば届くというところで設定しています。それはヴィゴツキーの提唱した、最近接領域の理論に裏打ちされたものです。

 

平素から実践してはいますが、子どもの発達にかかわるものとして、これをしっかりふまえて促していくのが務めだと実感しました。

特別支援教育が科学であると言われる所以が少し分かったような気がします。

職員研修 講師 川上 康則先生

さて、今週の土曜日は職員研修です。

講師は、東京都矢口特別支援学校の川上康則先生。

多数のご著書がありますが、web上でも先生の連載を読むことができます。

光村ウェブマガジン

学びの場.com

週末や長期休みは日本中を駆け回る超お忙しい川上先生を独占して学ぶ、とっても贅沢な一日です。この日を実現するために、1年以上前から先生とやり取りしてきました。

ケーススタディとそれに関連する認知発達や指導法についてお話しいただき、実際に先生と一緒にケーススタディを行います。

土曜日がとっても楽しみです。

 

 

放課後等デイサービスの送迎加算が廃止へ?を読んで

いつもLITALIKO発達ナビさんを拝見して、最新の情報を収集させていただいています。

本日の記事「放課後等デイサービスの送迎加算が廃止へ?」を読み愕然

厚労省の資料はこちら

また、放課後等デイサービスについては、送迎サービスが付いて利用料の自己負担が軽いこともあって、連日夕方遅くまで
預けられることや、送迎車に自宅まで送られ、生徒の公共交通機関を使う能力が落ちていることなどが指摘されている。

放課後等デイサービスについては、障害児の自立能力の獲得を妨げるような形での利用を防ぐことができるよう、障害の程度や公共交通機関がない等、自主的な通所ができない特段の事情がある場合を除き、送迎加算の対象外としてはどうか。

ちょっと待った!

負の側面ばかりではないか!

「ドライブ放デイ」などと揶揄される事業所が多々あるから、送迎加算にメスを入れる?

新規参入へのハードルが低く、低コストで開設でき、短時間の割に高報酬、こんな謳い文句で事業所の開設を呼びかけるサイトもある。

悪徳な所もたくさん存在するだろう。

一緒くたにしないでほしい!

私は、限られた放課後だからこそ一分一秒を惜しんで、送迎はピストン輸送方式をとっている。創立当初から、「バス方式はしない」と複数台の軽を稼働させてきた。もちろん、下校時刻はどの学校もかぶるため隣同士の学校は経由することもある。

定員10名の事業所で、自分の車も入れると計6台がフルに動いている。駐車場代もかかる。レギュラーガソリンは平素は149円、特売日が142円がこの地域の現実だ。

税金から高い報酬をいただき運営することができているのだから、それを経費として、ベストと思える方法を利用する方へ還元するのが自分の務めと思っている。

送迎加算は送迎のために使う!

運転専従のパート指導員さんも複数名雇い入れている。児童指導員は極力出入りを減らし、所内で個々のニーズ様々な子どもたちの指導にあたれるように努めている。だから、加算をいただいて職員を多く配置している。

加配加算、児童指導員加算は加配するためのもの!

ごくごく当たり前のこと

巣立っていった子たちが職に就き納税して、次世代の利用する子たちに還元してほしい。

子どもたちの自立に寄与することが私たちの役割なのだから。

 

送迎加算を見直すならば、往復片道とも一律であること、距離を問わずというこの2点では。片道は割り算、距離は掛け算してはいかがか。

そして、交通網が張り巡らされているのは都会の一部であるということ。地方のバス事情、蛭子さんと太川さんに聞いてみてよ!

 

 

ひねるからレバーへ

現職の教員の時から愛読しているブログに、興味深い記事がありました。

「先生が明日からできること」→「BLOG アンダンテでいこう。」

「一昔前、二昔前に比べてさまざまな動作・操作が「軽く」「少なく」なっているような気がしてなりません。たとえば、銀行のATMや切符の券売機からボタンが消え、タッチパネルが主流になりました。水道の蛇口は「ひねる」タイプのハンドルからレバー式のハンドルへ、はたまた近頃は赤外線で、触れなくても水が出るものにもしばしば出会うようになりました。ドアノブしかりです。これらは間違いなく便利で楽で、高齢者や身体的な障害のある方には欠かせないものです。ただ、さまざまな動きを経験しながら脳が発達していく時期の子どもたちには、かつて無いほどその機会が生活から減っています。」

寺子屋 新栄町教室は築44年と年期の入った物件

平成22年築の平得教室

まさにひねるハンドルからレバー式へ です。

フランチェスコ

10月3日、4日、FACEBOOK上の旧い知人がフランチェスコのことを記したタイムラインが幾つもあがってきました。

ブラザーサン・シスタームーンは彼の一生を描いた映画です。

「あなたからいただいたものは全てあなたにお返しします」と、一糸まとわぬ姿になった時、周りの人々は気が触れたかと思ったでしょうし、字義通りにとらえる様は、現代ではカテゴリー分けされそうです。

しかしその徹底した生き方をしたフランチェスコは、1000年近く経った今でも、世界中で親しまれ、尊敬されています。

10の補数

10の合成・分解は覚えてしまって、ぱっと出てくるようにしたい

百玉そろばんを使ったり、歌を歌ったり、いろいろな方法で練習していますが、習熟を図るために作ったプリントを紹介します。

最初はドットを数えても、徐々に量として捉えられるよう、スモールステップで作成してみました。

 

午前中の求人について

清掃・環境整備・庶務の求人です。
午前中の空いている時間を活かしませんか。

月曜日~金曜日 10:00~12:30

交通費1キロあたり15円(上限あり)

時給800円

ご応募お待ちしています。

ヒマワリ就学塾

奄美大島でのもう一つの訪問先は、ヒマワリ就学塾です。

昨年の4月に、スポーツを中心とした放課後等デイ「ヒマワリクラブ」がオープンしました。それまでは、6万人余りの人口の、南北に長い奄美大島に放課後等デイは2つしかなく、サービスの数からも地理的要因からも、利用したくともできない子がいたことと思います。

それから僅か1年後の今年の4月に、「ヒマワリ就学塾」がそのお隣に、別に定員10名の放課後等デイとして誕生しました。ヒマワリクラブとは全く別のデイとして管理者・児発管を置いての設置、その行動力たるやお見事です。

勉強への渇望、学びたいというニーズの多いことがよく分かります。

できたてのピッカピカの教室です。夕方におじゃましたので、子どもたちは帰宅した後でした。

ここでお勤めされている先生方は、私の古くからの先輩や友人です。こちらを訪問して再会するのを楽しみにしていました。1年半ぶりの帰省でようやく実現です。

同じ離島で教室を運営していく中での様々な思いや出来事を分かち合い、情報交換をし、限られた中でも有意義な時間でした。故郷の児童福祉が充実していくのを心から嬉しく思いました。

 

 

就労支援事業所 あまみん

今回の帰省中に2ヶ所の事業所を訪問させていただくのを楽しみにしていました。

その一か所が、「就労支援事業所 あまみん」です。

代表の田中基次さんは作業療法士

琉大の農学部を卒業したあとに信州大学でOTの勉強をされた方です。

ですから、就労支援、農業ともにスペシャリスト!

写真を撮る時間さえ惜しんでお話しを伺いました。というわけで、入り口のこの写真しかありません。素晴らしい眺めと、施設設備はあまみんのホームページでご覧ください!

本土出身の田中さんが、沖縄で学び、働いた後に我が故郷の龍郷町へ移住し、笠龍地区(りゅうりゅうちくといいます)の福祉の充実に尽力されているのは嬉しい限りです。事業所名からも大島を愛していることがよく伝わってきます。

オープンされる前から田中さんとはSNSで連絡を取っていました。web越しに拝見していましたが、土地の入手、建物の建設、備品購入、開業の許可、職員と利用者の募集まで、一人で頑張ってこられたご苦労はいかほどばかりだったかと思います。

とにかくアイディアが素晴らしい。既存の枠にとらわれていては、就労支援事業は発展しないと思います。次から次にアイディアが湧いてくるのでしょうね。それを一つひとつ実現させているバイタリティーも併せて素晴らしい。詳しくはブログをご覧ください、読むとワクワクします!

今後の課題は職員の育成。自身の片腕・後継者を育てていくことは私も大いに悩み、考えるところです。 

昨年の11月にオープンしたばかりですが、今年に入り早くも相談支援事業も始められ、数十名のお客様を抱えておられます。

旧名瀬市に固まっている相談支援事業所、北大島の龍郷に計画相談の新しい拠点が生まれたことも、シマの児・者福祉の大きな一歩です。

大島と石垣、互いの地でキバリマショウ!

 

お話しに夢中になっている間に、ちょうど12時のサイレンが

今日は終戦記念日、一緒に黙祷を捧げました。いつまでも平和でありますように

 

また来ます! 次回は鶏飯をいただきます。

●多機能型事業所 あまみん(就労継続支援B型/生活訓練)

●あまみ相談支援センター(特定相談支援/障害児相談支援)

●ゆらい処 あまみん(鶏飯&カフェ)

希望の星学園

今年私は生まれ年です。12年ぶりに、中学時代の同級生と旧交を温める同窓会があり、故郷の奄美大島に帰省してきました。

この「希望の星学園」は、私が子どもにかかわる仕事をするきっかけになった施設です。

大学2年生の夏休みに、ここで一か月間実習をしました。実家のある龍郷町内にありますが、当時は昭和、まだ精薄児入所施設とよばれていた頃です。昨年50周年を迎えたそうですが、ということは当時創立23年で、まだまだ若い施設だったのですね。離島を含む奄美大島じゅうの子どもたちがここで共同生活をしていました。

私は学園も子どもたちも、小学生の時から知ってはいましたが、年に一回出会う位で、まだインクリュージョンなどという言葉もなく、同じ町内に住みながら彼らは遠い存在でした。ですから19歳の時、初めて身近に接することになります。それはそれは新鮮で素晴らしい出会いでした。

毎日がびっくりする出来事やハプニングばかりでしたが、それを楽しめ、大変なことも喜びとして受け止めることができました。実習を終える頃には、子ども達にかかわる仕事に就こうと決心している自分がいました。

卒業後に勤めませんかと誘っていただけましたが、学校教育に進むことになります。そして巡り巡って今、また近いところで仕事をしています。

実習当時面倒をみていただいた先生が、今は理事長・園長先生

当時担当した小学生も、敷地内にある成人の施設にいるはずです。

実家を出発して奄美空港に向かう時に、国道沿いにあるこの学園を必ず通りますが、さあ、石垣に戻ってまたがんばるぞと力をもらっています。