放課後等デイサービスの送迎加算が廃止へ?を読んで

いつもLITALIKO発達ナビさんを拝見して、最新の情報を収集させていただいています。

本日の記事「放課後等デイサービスの送迎加算が廃止へ?」を読み愕然

厚労省の資料はこちら

また、放課後等デイサービスについては、送迎サービスが付いて利用料の自己負担が軽いこともあって、連日夕方遅くまで
預けられることや、送迎車に自宅まで送られ、生徒の公共交通機関を使う能力が落ちていることなどが指摘されている。

放課後等デイサービスについては、障害児の自立能力の獲得を妨げるような形での利用を防ぐことができるよう、障害の程度や公共交通機関がない等、自主的な通所ができない特段の事情がある場合を除き、送迎加算の対象外としてはどうか。

ちょっと待った!

負の側面ばかりではないか!

「ドライブ放デイ」などと揶揄される事業所が多々あるから、送迎加算にメスを入れる?

新規参入へのハードルが低く、低コストで開設でき、短時間の割に高報酬、こんな謳い文句で事業所の開設を呼びかけるサイトもある。

悪徳な所もたくさん存在するだろう。

一緒くたにしないでほしい!

私は、限られた放課後だからこそ一分一秒を惜しんで、送迎はピストン輸送方式をとっている。創立当初から、「バス方式はしない」と複数台の軽を稼働させてきた。もちろん、下校時刻はどの学校もかぶるため隣同士の学校は経由することもある。

定員10名の事業所で、自分の車も入れると計6台がフルに動いている。駐車場代もかかる。レギュラーガソリンは平素は149円、特売日が142円がこの地域の現実だ。

税金から高い報酬をいただき運営することができているのだから、それを経費として、ベストと思える方法を利用する方へ還元するのが自分の務めと思っている。

送迎加算は送迎のために使う!

運転専従のパート指導員さんも複数名雇い入れている。児童指導員は極力出入りを減らし、所内で個々のニーズ様々な子どもたちの指導にあたれるように努めている。だから、加算をいただいて職員を多く配置している。

加配加算、児童指導員加算は加配するためのもの!

ごくごく当たり前のこと

巣立っていった子たちが職に就き納税して、次世代の利用する子たちに還元してほしい。

子どもたちの自立に寄与することが私たちの役割なのだから。

 

送迎加算を見直すならば、往復片道とも一律であること、距離を問わずというこの2点では。片道は割り算、距離は掛け算してはいかがか。

そして、交通網が張り巡らされているのは都会の一部であるということ。地方のバス事情、蛭子さんと太川さんに聞いてみてよ!