正直と誠実さ

実家の母親に花を贈ることにしました。

こちらのお花屋さんでお願いして、地元で対応して配達してもらえる便利なサービスがあります。

遠くに花を贈る場合に利用している人は多いと思います。

 

今回もこれを利用しました。

いつもは何か送る時、黙っておどろかそうと思うのですが、何故か今回は予告しました。

すると、翌日に申し訳なさそうに連絡がきました。何も来なかったけど、と。

 

あれれ

 

こちらも、先方のお花屋さんも、両方対応可能と、電話で確認済みでした。

まず、こちらのお花屋さんに問い合わせることにします。

お電話に出られた方は、まさか自分のとこがと思われたようです。

調べて折り返しますと電話を切ります。

 

暫くして、店主さんと思われる方から電話がありました。

こちら側のお花屋さんのミスだったようです。

しかし、そのお詫びが素晴らしかったです。

 

「自分が忘れてしまいました、本当に申し訳ありません」だったのです。

母の日です。一年のうちで最も忙しい日かも知れません。

しかしそこに、余計な言い訳は一つもありませんでした。

 

プロなのですからそれが当然なのかも知れませんが、本当に立派でした。

そして、私へどのようにするかと尋ねられました。

私は、このようなことが起こった際になさっている対応でお願いしますと言いました。

その対応も、申し訳ないくらい誠実でした。

これを、流行りの言葉でいうと神対応というのでしょうか。

 

これからも是非このお花屋さんにお願いしようと思いました。

正直

誠実

 

言い尽くされた言葉ではありますが、それは人の心をゆさぶります。

 

そして、大切なことを教わりました。

自分がその立場だったら、果たしてどのように振る舞っただろうか。