3.11

もうすぐ午後2時46分です。

宮城県、仙台は私の教員生活のスタート場所で、9年間の歳月を過ごした地です。

ここ石垣市でも、2時20分から、教室の目の前の新栄公園にある平和の鐘の前で、追悼・復興祈念式が執り行われます。

今日出席する子どもたち、職員一同で黙祷を捧げてきます。

 

寺子屋

デルタ・エー・ネットさんにHPを作成していただき、初めてのブログ更新です。

かつて長い間、私立学校に勤務していました。「教育は私学から」生徒募集の時によく使われたキャッチです。

自分の教室を立ち上げ、更に県の指定事業としてスタートする時、教室名を私学の基「寺子屋」と命名しました。

公教育が始まる前から日本にあり、人づくりのための役割を果たしてきた「寺子屋」

時は江戸時代、「いい学校に入るため」「いい会社に入るため」ではなく、「いい人になるため」「自分のため」純粋に学ぶことを目的とした機関。

一方、浮世絵には、散々やらかしている姿もよく描かれています。それもまた寺子屋。

学校教育は集団を指導します。どうしても一番人数の多い、平均的な層に合わせます。

普通=平均?

ですから私は個別指導を中心に、「よくなりたい」「できるようになりたい」子どもたちが自己肯定感を高められるように、そして、大切な一人として自立できるよう、毎日の指導にあたっています。