筆箱

こちらの地域では、今週の金曜日から新学期が始まります。

学年初めの三日間は「黄金の三日間」と言われていて、どの先生もどの子も、新しい学年のスタートに希望を抱いて、「今年はやるぞ」という気概に満ちています。

この時期を大切にしてほしいです。一年がうまくいくかどうかがかかっているといって過言ではありません。

この春休みに、学用品を補充したり、買い替えたりしたことと思います。特に筆入れは毎日使う身近な文房具ですから、外も中も買い替えたり、足したりしたのではないでしょうか。

筆入れの中身はその子の気持ちの状態を映します。

新しい筆入れや鉛筆、ペンを眺めて、担任の先生は誰だろうかと希望に思いを馳せていると思います。

 

この時期に整えた筆入れの中が、ひと月、ふた月たっても続いているように、時折ゆっくり開いて眺めてみて、学年当初の気持ちを振り返り、維持していきたいものです。