半年に一度の、CT検査と診察による経過観察に行ってきました。
寛解状態が8年を越えて9年目に入り、大病を患ったのがだんだん遠い昔に思えるようになってきました。
でもその時の苦しみや悲しみをはじめ、病気しなければ分からなかったことは今でも大切にしています。
言葉を発しようにも音声言語として出てこない体験や、たった5ミリほどの段差が何十センチもの高さに感じられる体験、すぐそこにある物を痛みと拘束で取ることができなかった経験は、五体満足で生まれてきた者としては衝撃的なことでした。
それらは、その後の私の人生に大きな影響を与えています。私の経験はICIDHの医療モデルに相当すると思いますが、ICD-10の社会モデルを考え、理解し、この教室を続けていくのに不可欠です。
いつもは沖縄本島へ足を運ぶと、リサイクルショップや古本屋で、知育教材や本をどっさり買いこんでくるのですが、今回は運動用具を購入してきました。
心身とも健康でいられるよう、職員も子どもと一緒に体を動かし、楽しみたいと思います。